市民版地域福祉計画

生活クラブ運動グループ中野地域協議会

中野みんなのふるさとプロジェクト(市民版地域福祉計画)   

1、はじめに
「中野みんなのふるさとプロジェクト(市民版地域福祉計画)」は、2017年より、中野区地域協議会が主体となり、学習会や見学会、アンケート調査など様々な活動を行いながら、「私たちのまちに必要なものは何か?」と話し合いを重ね、策定しました。
このプロジェクトは、中野に住む全ての人が、つながり合い、共に助け合い、支え合い、誰もがその人らしく安心して充実した生活を送れるまちづくりを目的とします。

2、構成団体
①北東京生活クラブ・まちなかの 生活クラブの消費材を広め、組合員を増やす活動を組合員が自ら考え、実行しています。中野区に住所がある組合員が属しています。
②中野・生活者ネットワーク 生活のあらゆることは政治と地続きです。だから、日常生活を大切にする、市民とともにある政治がほしい。「地域政党」として市民が様々な形で政治に参加する「市民自治」をめざし、生活者の声を政治につないでいます。
③轍ケイアッシュ練馬事業所 練馬センターから組合員に消費材を届ける配送業務を担っています。まちなかのの組合員に消費材を届けています。
④上高田すみれ会 60歳以上の方を対象に健康づくり、介護予防などを目的とした事業や趣味活動の支援を行っています。上高田東高齢者会館、昭和高齢者会館の管理運営を中野区から受託しています。
⑤環境まちづくりNPOエコメッセ中野店 地域の方から寄付していただいた品物をボランティアの協力を得て販売し、その収益を自然エネルギーの推進や水と緑の保全など環境活動に活用しています。
⑥ACT中野たすけあいワーカーズNext 「住み慣れたまちで最後までその人らしく暮らせるお手伝いを」という理念をもつ特定非営利活動法人アビリティクラブたすけあい(NPO・ACT)のワーカーズの1つです。家事支援や高齢者支援、子育て支援などを行っています。2019年より東中野いこいの家(中野区立高齢者会館)の管理運営を中野区から受託しています。
⑦社会福祉法人悠遊「安心ケアセンター・悠遊えごた」 介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して住み続けられるために、住まいとしてグループホームえごた、通い、訪問、泊まりの支援を行う小規模多機能ホームえごたの家、24時間訪問サービスを行っています。

3、作成までのプロセス(これまでの取り組み)
【全体】

① 2017年9月「市民版地域福祉計画」学習会 講師:稲宮須美氏(インクルーシブ事業連合事務局)
②2017年10月「中野区の地域包括ケアへの取り組み~現状と課題」学習会
講師:佐藤紀子氏(中野区地域支えあい推進室地域包括ケア推進分野介護予防体制整備担当係長)
③2018年1月「生活クラブ・ケアセンター世田谷」見学会
④2018年3月 第1回まちづくりの会 参加11人
⑤2018年5月「西山ガーデンハウス」(シングルマザーのシェアハウス)見学会 参加5人
⑥2018年6月「コレクティブハウスかんかん森」(多世代交流型シェアハウス)見学会 参加6人
⑦2019年7月 ひとこと提案アンケートまとめ
⑧2019年3月「安心ケアセンター・悠遊えごた」見学会
⑨2019年6月 第2回まちづくりの会(江古田夏ギフト試食会)参加8人(於 地域ふれあいスペースえごた)
⑩2020年7月「新型コロナウイルスの生活への影響について」アンケート実施 回答数42
⑪ 2019年12月~2021年3月 市民版地域福祉計画策定会議(全9回)
⑫ 2020年8月~12月 長期方針(2016年~2020年)総括
⑬ 2020年10月 名称を「中野みんなのふるさとプロジェクト」に決定
⑭2021年3月31日 「中野みんなのふるさとプロジェクト」策定

【「中野っ子のびのびプロジェクト」の活動(2018年6月~2019年8月)】
■目的:中野区の子どもたちがのびのびと育つ地域づくり
■活動内容
①2018年6月 準備会発足
②2018年10月~12月 調査活動 アンケート・グループヒアリング
③2019年4月6日 シンポジウム開催 東京都生協連会館 参加36人
『子どもの遊び場・居場所シンポジウム~中野であそぼ!あったらいいな「わたし」の居場所』
内容:「日本プレイワーク協会」理事の天野秀昭さんによる基調講演/調査結果の概要報告/パネルディスカッション
④2019年8月 調査報告書(冊子)完成
⑤2019年6~8月 調査結果をもとに中野区へ政策提案を策定、提出
区内4か所で「わくわくカフェ」開催、政策提案をまとめるための会議:全4回

4、地域の課題と今後生み出したい機能
①居場所
【課題】子ども・中高生が地域で過ごすための遊び場・居場所が不足している
(生み出したい機能)子どもたちがのびのびと育つことができる遊び場・居場所
1)毎日自由に遊べる遊び場(プレーパーク)
2)中高生の居場所(夜もいられる、学習ができる、運動ができる、飲食ができる)
【課題】多様な人々のニーズに対応する居場所が不足している
(生み出したい機能)誰もが安心して利用できる居場所
1)高齢者が毎日でも行きたくなるような居場所
2)どのような居場所が必要か。今後、引き続き検討する。
②交流
【課題】多世代間やさまざまな立場の人々の交流の機会が少ない
(生み出したい機能)誰もが自分に役割があると思えるコミュニティ
1)多世代間で交流し、問題意識を共有したり解決策を話し合えたりできる場や
仕掛け
2)認知症でも、障がいがあっても、どんな人も、お世話される側だけでなく、主体として参加できる場。
③まちづくり
【課題】誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めるために引き続き検討する
(生み出したい機能) 1)貧困対策 2)防災

5、これからの進め方
【4、地域の課題と今後生み出したい機能を中野区地域協議会の中で検討し見直していく。】
そのために、以下のことを地域協議会の年間方針に入れ込みプロジェクトを実行する。
①まち組合員の多世代の意見聴取を引き続き行っていく。
②中野区にある機能の洗い出しを引き続き行い一覧表を作成する。
③取り組むべき課題を地域協議会の年間スケジュールに含める。
④地域協議会で行っている政策提案につなげる。

6、プロジェクトメンバー(五十音順)
(まちなかの) 大川真弓 大滝和子 加藤朱花 川口洋子 鈴木晃巳
(中野・生活者ネットワーク)加藤まさみ 田辺雪子 細野かよこ
(上高田すみれ会)大橋美紀
(環境まちづくりNPOエコメッセ中野店)大井久子
(ACT中野たすけあいワーカーズNext) 河野千枝 渡邊千津
(社会福祉法人悠遊)鈴木礼子
(北東京生活クラブ理事)加瀬和美 古川和美 守本香