片付け事業フォーラム報告

リサイクル事業で地域に働く場をつくろう!

2020年1月18日(土)生活クラブ館にて、働きづらさを抱える人の支援、モノを地域で循環させる環境に配慮した暮らしなど、地域社会の課題の解決につながり、尚且つ働く人の自立を目指せるコミュニティビジネスのモデルとして片付け事業をアピールし、今後、他の地域でも片付け事業を広げていくため、事業の芽のある地域や担い手の掘り起こしをすることを目的に開催しました。(主催:片付け事業運営協議会 共催:生活クラブ東京・地域福祉政策委員会)
第一部では、立教大学大学院特任准教授、つくろい東京ファンド代表理事の稲葉剛さん、企業組合あうんの前代表理事である若畑省二さんに講演をしていただきました。
稲葉さんは生活困窮者支援の活動の中で住まいが無くて困っているという声を多く耳にします。そしてハウジングファーストの視点が大切との想いからつくろい東京ファンドで空き家・空き室を活用したシェルターを開設しました。仕事づくりのためのカフェ「潮の路」も2017年に開設。元路上生活者や地域の方が集う居場所になっているとのことです。日本型雇用が崩れた現在の社会ではベーシックニーズ(住宅・食料・医療・教育等)を保障することが重要とのお話でした。
若畑さんは、現在の就労支援制度の問題点や就労が困難な人々を包括して共に働く労働統合型社会的企業の特徴、共同事業体についてお話されました。ノウハウの共有、等の協力を行う共同事業体をつくる構想について、今後みんなで議論していけたらとのことでした。
第2部では一般社団法人共働事業所よって屋代表の重田さんから事業所の開設から現在に至るまでの活動報告をしていただきました。14年前に社会的事業所を見学し、いつか府中で…という想いを形にされたとのこと。初年度はスタッフみんなで協力しどんな依頼も断らずに引き受けとても忙しかったようです。今後の課題や展望もお話していただきました。
片付け事業で地域に新たな働き方を作ることをテーマに行った地域別の交流会も行い、話が尽きることなく盛り上がりました。