西東京市徘徊模擬訓練に参加しました(2015年9月27日)

安心して徘徊できるまちに!

今回で7回目を迎えた西東京市徘徊模擬訓練は、社会福祉法人悠遊が中心となり、西東京市と周辺地域の地域包括支援センターなどが連携し、保谷小学校の体育館を拠点に実施されました。高齢者が行方不明になったという想定のもと、行方不明高齢者の役を演じる人をグループで捜索するものです。

捜索の前に、まず「認知症サポーター養成講座」で基礎知識を共有します。悠遊が受託している泉町地域包括支援センターの管理者によるお話と、徘徊している人に対する接し方の良い例と悪い例が寸劇でわかりやすく説明されました。

声をかけるときは必ず前から・おおぜいで取り囲んで次々質問を浴びせたりしない・高齢者の尊厳を傷つけるようなことを言わない。・・・知らない人に突然後ろから声をかけられたり、取り囲まれたりしたら驚くし、いきなり怒られたら誰でも傷つきます。不安な気持ちを抱えている高齢者なら尚更です。笑顔でのさりげない声かけが大事です。

このポイントをしっかりと頭に入れ、いよいよ訓練スタート。地域包括支援センターの職員がリーダーとなり、1チーム6~7名×11チームが4地区に分かれて事前に与えられた情報(名前、いなくなったときの状況や年齢、性別、服装など)をもとにそれぞれ徘徊役の人を探していきます。

犬の散歩やジョギングをしている人に「こんな人を見かけませんでしたか」と聞きながら探すのですが、これがなかなか勇気がいります。また、服装や年齢の情報のイメージが人によりそれぞれ異なり、対象を絞るのに時間がかかったというグループもあり、正確な情報のやり取りが大切であることがわかりました。

こうした取り組みをさまざまな地域で広げていくことにより、認知症に対する理解を広げ、困っている人に声かけができる人を増やしていくことで、高齢者をみんなで見守るまち、認知症になっても安心して暮らせるまちをつくることができると感じました。